デザインで迷ったときに知っておきたい「良いデザイン」の見分け方

知っておきたいデザインの話

「良いデザイン」と「悪いデザイン」を意識したことはありますか? 依頼したときや、自分で作成したとき「何かが違うのだけど何が違うのか分からない」という状況に陥るのは正直な話、よくあります。それは大抵、そのデザインの目的が何なのかをはっきりさせていないからです。  単にかっこよくしたい、きれいにしたい、そういったものは目的ではありません。こういうと、依頼する側が悪く、依頼を受けたデザイナーの責任ではないような感じがしますが、そもそもデザインのことを知らないからデザイナーに依頼するのであって、依頼者の頼み方が悪いわけではありません。


では、デザインを担当する人や、デザイナーに制作を依頼する人がどういう心構えでいれば、そのデザインの迷宮入りを防げるのでしょうか。

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良いデザインとは目的に沿ったデザインのこと

まず、そのデザインを作る必要があると決定に至ったいきさつをしっかりと思い出し、目的を考えます。  

「若年層への認知を拡大したい」「安価な消耗品というイメージの文具を、細部にこだわった高級品というイメージに変えたい」「高齢者にも伝わりやすくしたい」などです。  目的に対する答えが「かっこよくしたい」という結論に至ったとしても、誰にとってのかっこよさなのか、というのを考える必要があります。自分にとってのかっこいいと、狙っているターゲットにとってのかっこいいが違うからです。


主観的なイメージワードが浮かんだときは「誰にとって」なのかをよく考える必要があります。目的だけははっきりさせつつ、目的までの道のり、正解はいくつも考えてみる/考えてもらうというのが良いデザインにたどり着くための方法の一つです。


「ロゴ」の目的を考えてみる
ポイント

企業やブランドを示す「ロゴ」

世の中で最も見るデザインといえば、企業やブランドを示す「ロゴ」です。ロゴという言葉は一般によく使われていますが、ロゴ/ロゴマークとはロゴタイプとシンボルマークのことを合わせて言われるようになった総称のようなものです。  例えば、スポーツメーカーのロゴは、マークと文字が別々に使われていたり、一緒に使われていたりします。こういったデザインにおいては文字のことを「ロゴタイプ」、マークのことを「シンボルマーク」といいます。これを合わせたものを単に「ロゴ/ロゴマーク」と呼んでいます。 


優れたロゴとはコンセプトに沿ったもの

先述した例は企業のロゴをイメージしていますが、映画のタイトルロゴなど、ロゴにも種類があります。ここで押さえておきたいのは「目的に沿ったデザインかどうか」ということです。  映画のタイトルロゴやサービス名のロゴだと目的は明確です。映画の内容が伝わるように、サービスの内容を体現するように、といった考え方になります。  企業ロゴも業種によって、誠実さ、安定感といった堅実感のあるものや、遊び心のあるもの、親しみやすさを持ったものなど考える方向はたくさんあります。しかし、何を表現したデザインなのかではなく、その企業が何を目指すデザインなのかを考える必要があります。またエンターテインメント業界だから派手なテレビ番組のようなロゴがふさわしいかというと、そうではありません。それは「使いやすさ」に関わってくるためです


良しあしを決める「使いやすさ」という基準

企業ロゴは、ロゴが与えるイメージといったものとは別のことに気を配らなくてはなりません。例えば、今あなたが所属している会社のロゴや社名、フリーランスであればそれの屋号を思い浮かべてみてどこにそれらを使っているか考えてみてください。自社サイト、名刺、封筒、名札、ドアの看板、パンフレット、ファイル、資料のフォーマットetc……ありとあらゆるところに、さまざまなサイズでロゴが使われていることが分かります。モノクロで使用することもあるでしょう。  つまり、1センチ四方のサイズにしても可読性を保つことができ、モノクロにしても元のイメージを損なうことなく使えるものが企業ロゴの最低限のルールといえます。  作成するロゴが企業ロゴほど堅いものではないとしても、どこでどのように使う/使われるのかを考えていくと、必要な体裁が導き出せます。


次にレイアウトです。レイアウトとは日本語で「割り付け」「配置」のことですが、ただ並べることが良いレイアウトではありません。システム画面、Webサイト、名刺などの小さな紙面から雑誌などのページものまであらゆるデザインに必要とされる技術です。




デザインに関する知識や考え方を少し紹介しました。

一般論ですが、デザインの必要性をわかっていただければと思います…


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